28日間のターンオーバーが健康的な美肌を保つ!

 

健康的で若々しい美しい肌は、肌内部で肌細胞が生まれ変わるターンオーバーが28日間のサイクルで行われ、次々と新しい細胞が入れ替わることで、新鮮さを保ち美肌が作られ維持しています。

肌は、単純な1枚の膜のように思われますが、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造によって成り立っており、その厚さは、皮下組織を除くと、わずか0.5mm~2mm程度です。

さらに、肌の表面に位置する表皮の中は、表面から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層で構成されています。

この表皮の一番内側の基底層で生まれた細胞は、基底層から有棘層、そして、顆粒層、角質層と、約14日間かかって姿を変えながら上に押し上げられ、さらに、約14日間かけて角質層から、最後はアカとなって剥がれ落ちます。

こうした合計28日間の肌細胞のサイクルがターンオーバーです。

一般的には、このターンオーバーが平均28日間の周期で行われていれば正常で健康的な肌と言われますが、個人差があり、30日以上かかる周期の人もいらっしゃいます。

しかし、このように大切なターンオーバーは、年を重ねるとともに加齢の影響で代謝が落ちるので速度が低下し、約40日かかったりもします。

すると、傷の治りが遅くなったり、メラニン色素の排出が滞って消えにくいシミとして表れたり、角質層が厚くなって乾燥し、バリヤ機能が働かなくなったりと、さまざまなトラブルを招くことになります。

また、逆に、何らかの原因で周期が早まると、十分にバリヤ機能が育っていない角質層が表面に表れることになり、外からの刺激に対して防御することができなくなり、乾燥肌になってしまいます。

健康的で若々しい美肌を保つには、正常な周期で行われるターンオーバーを維持することが必要ですが、もし、周期が長くなっても、日頃からしっかりとスキンケアを行っていれば、健康的な肌を保つことができます。

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ターンオーバーが乱れる原因は、加齢の他に、夜更かしによる睡眠不足、無理なダイエットや不規則な食生活による栄養の偏り、ストレス、紫外線、タバコ、間違ったスキンケアなどが挙げられます。

日頃から、ターンオーバーを乱す原因になることは避けて、毎日、6時間以上の睡眠を十分に取り、栄養バランスを考えた食スタイルなど、規則正しい生活習慣を送ることを心がけましょう。

その中でも、特に睡眠は重要で「睡眠不足は肌の大敵・・・」とまで言われています。

午後10時から深夜2時の間は、肌のゴールデンタイムと呼ばれ、ターンオーバーもこの時間帯に密接にかかわっていますので、この時間帯に熟睡できるようにしましょう。

 

 

中高年の女性が悩む乾燥肌は・・・

「何歳になっても、美肌を維持したい・・・」と、中高年の女性なら誰もが願うことだと思いますが、そんな美肌とは、いったいどんな状態なのでしょうか?

やはり、究極の美肌といえるのは、赤ちゃん肌です!

プルンプルンで、しっとりして、透明感があり、シミなし、たるみなし、毛穴もなし、そして、水滴を落とすと、水をプルンと弾くような潤った状態、それが、女性が目指す究極の美肌です。

しかし、赤ちゃん肌とは対照的に、中高年の女性は、究極の乾燥肌で悩み続けているという状態です。

そんな乾燥肌に陥ってしまうと、敏感肌、ニキビ、痒みなど、さまざまな肌トラブルを招き、そして、見た目年齢も高く見られてしまうという老けた印象を与えてしまいます。

女性の第一印象は、肌の状態の良し悪しによって左右されと言っても過言ではなく、それほど肌の乾燥は女性にとって大問題になります。

特に、空気が乾いて湿度の下がる冬の季節は、どんどん水分が空気中に飛んで行き、乾燥肌で悩む女性が急増します。

それでも、健康的な肌は、どんなに湿度が下がっても肌内部の水分量が保たれて肌の乾燥を防いでいます。

では、健康的な肌と乾燥肌の違いは、いったい何なのでしょうか?

人の肌は、薄い一枚の膜でできているように思われますが、一番上の表面になる部分が「表皮」、その下に「真皮」、一番下に「皮下組織」という3層で構成されています。

一番下の「皮下組織」は、ほとんどが皮下脂肪で占められ、エネルギーを蓄えて体温を維持するなどの役割を果たし、さらに、クッションのように衝撃から守る働きもしています。

真ん中に位置する「真皮」は、タンパク質からできている繊維のコラーゲンとエラスチンが存在して、肌の弾力を維持しています。

しかし、紫外線を浴びて、このコラーゲンとエラスチンが変性したり、老化の影響で減少すると、弾力性が失われて肌がたるんだり、シワができたりしてしまいます。

そして、乾燥肌と深い関係にあるのが、肌の表面に位置する「表皮」で、この表皮のさらに表面の部分には、角層があります。

この角層の中は、わずか0.02mmほどの薄い層ですが、そこに、角質細胞が約20層のレンガ状に積み重なって形成され、そのレンガのような角質細胞をつなぎ留めてセメントのような役割を担っているのが角質細胞間脂質のセラミドという成分です。

実は、角質細胞がレンガ状に積み重ねられて、それを角質細胞間脂質のセラミドがガッチリとつなぎ留めることで角層は強力な壁となって、紫外線などの外部からの異物の浸入をブロックし、そして、角層内の水分の蒸発を防いで、乾燥から肌を守っているのです。

こうした角層の機能をバリヤ機能と呼んでいます。

ちなみに、健康的な肌は、角層に約20~30%の水分量が保たれていますが、それが20%以下に減ると乾燥肌ということになります。

このように肌の水分量と潤い度は、角質細胞間脂質のセラミドが重要なカギとなっているわけで、中高年になって乾燥肌に悩まされる原因は、セラミドの不足によるものです。

ですので、乾燥肌対策のスキンケアとしては、セラミドなどの保湿成分を多く含んだ化粧品で、潤いを与えて常に保湿することが必要です。

また、その他に、保湿効果が高いとされている成分は、コラーゲンやエラスチンなどがあります。