メタボの方は早急にダイエットが必要ですが・・・

 

「仕事が忙しい・・・」を理由に、どんどん運動する機会が減り、それとは逆に、仕事や友人関係の飲み会は増えて、それに加え、普段の食事は、好きな物を好きなだけ食べて、飲んでという生活を続けたために体型は肥満化し、健康診断を受けてメタボリックシンドロームと診断される中高年の方は多くいらっしゃいます。

「メタボリックシンドローム」とは、略して「メタボ」とよく呼ばれていますが、全く運動せず、食べ過ぎの食生活を続けたために脂肪が内臓に蓄積され、それが原因でさまざまな生活習慣病にかかる恐れのある状態のことです。

厚生労働省による最近の調査では、日本国内の40~74歳の全人口のうち、900万人以上の方がメタボリックシンドロームと診断され、また、1000万人近い方がその予備軍と言われています。

そして、このメタボリックシンドロームと診断された方は、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、高血圧、糖尿病などの命にかかわる重大な生活習慣病にかかるリスクが高まり、とても危険な状態にあるので、早急な対策が必要です。

ちなみに、肥満体型の目安としてウエストまわりを測り、男性の場合で、85cm、女性の場合で、90cm以上あったら要注意です。

こうしたメタボリックシンドロームと診断される肥満体型を改善するために、ダイエットを始めるわけですが、まずは、ダイエットについてしっかりと勉強して、間違った手法のダイエットを行わないようにしなければなりません。

間違ったダイエット法を実践してしまうと、痩せられないだけでなく、リバウンドを繰り返して前の体重以上に太り、さらに肥満化してしまうことになりかねません。

一般的には、太り過ぎたり、病気などで体を動かせないという方以外は、運動で消費量をアップするダイエット法を行う方が多いのではないでしょうか。

実際に、現在、健康的に痩せるダイエット法としては、筋力トレーニングなどの無酸素運動で筋肉量をアップして基礎代謝量を高め、それと併行して体脂肪を燃焼させるウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うことが、最も有効とされています。

しかし、運動ばかりに意識が偏って、食事コントロールが疎かになってしまうケースもよくあります。

当然、今まで食べ過ぎの食生活で太ってしまった方は、適正の食事量にコントロールし、また、無理な食事制限はリバウンドの原因になるので注意しなければなりません。

そして、運動を頑張る方が最も犯しやすい落とし穴が、「運動によるカロリー消費の期待のし過ぎ」です。

例えば、体重60キログラムの一般的な方が、6キロメートルの軽いジョギングをした場合、約360キロカロリーの消費になります。

360キロカロリーは、それなりの消費量ですが、1時間近く汗を流して頑張っても、たったの360キロカロリーにしかならないのです。

しかし、1時間も汗を流して頑張った後は、かなりの量のカロリーを消費したと勘違いし、また、運動を頑張ったご褒美として、つい、甘い食べ物を食べてしまいがちになります。

ですが、ここで、甘い菓子パンなどを食べてしまうと、運動して消費した分より多くのカロリーを摂取してしまうことになります。

これだけ頑張ったんだから、ちょっとぐらいと思って食べた分が、過食になり、運動が何の意味もなくなってしまうというわけです。

逆に、食べ過ぎが気になって、高カロリーの食材をできるだけ控えようとする方もいらっしゃいます。

そんな方は、知らず知らずのうちに、栄養が偏ってしまうこともよくあります。

栄養の偏りは、せっかく運動しても、筋肉作りや体脂肪燃焼の妨げになりますので栄養バランスには十分に気をつけて下さい。

どうしても栄養バランスに不安な方は、サプリメントの使用も有効だと思います。

このような注意点をしっかりと頭に入れ、また、ダイエットの基本も学び、間違いのないダイエット法を実践しましょう。

そして、メタボリックシンドロームの方は、確かに危険な状態で早急にダイエットを始めなければなりませんが、最初から無理をしないことです。

あくまでも、無理のない自分のペースで、しかも、長期計画で行うことが大切です。

 

 

中年体型を防いで若さを保つために必要なことは・・・

 

どうしても人間の体は、年齢を重ねるとともに加齢の影響で老化してしまいます。

この老化を最初に感じ始めるのは、早い人ですと30歳を過ぎた頃からで、一般的には、40歳代に入ったくらいからでしょうか。

髪が薄くなり、肌にはシワやシミ、たるみ、ほうれい線などが目立ち、若い頃は颯爽と歩いていた姿が、前かがみの猫背になりなんとなく弱々しく見えて、実際に、風邪を引きやすくなったり、仕事の疲れが抜けなかったり、思うように体が動かないなどと体力の低下も感じることが多くなります。

そして、若い頃と食事量は変わらないのに、徐々にお腹が出て、体重が増えて中年体型に変わっていくという人も多いと思います。

しかし、このような老化現象とは反対に、40歳代、50歳代になっても、老化とは無縁のようで、いつまでも若さを保っている人がいらっしゃるのも事実です。

さすがに、近い距離で髪や肌を見れば、それなりの年齢を感じるかもしれませんが、少し離れたところから歩く姿勢を見てみると、スレンダーで背筋がスッーと伸びて、体と手と足がバランスよくリズミカルに動いて若々しく、20歳代、30歳代と同じように見えます。

さらに、年齢の割には髪のボリュームがあったり、肌もスベスベで美肌だったりと。

特に女性なら、こうした若々しく美肌を維持できる秘密を誰もが知りたいと思うでしょう。

確かに生まれながらの遺伝的な要素もあるかもしれませんが、若さを保つ大きな要因に「筋肉」が挙げられます。

人の体は、主に筋肉、骨格、脂肪という3つの要素から構成されていますが、その中で、筋肉は、成人男性で体重の約40%、女性で約35%も占めています。

例えば、体重60kgの一般的な男性であれば、約24kgの筋肉がついていることになり、また、頻繁にスポーツや筋力トレーニングなどを行っている人は、それ以上に筋肉量があるということになります。

しかし、20歳代をピークに、これと言った運動を何も行わずに過ごしていると、筋肉と骨は減少し、脂肪は増えるという現象に陥ってきます。

これが、体を老化させてしまう現象です。

反対に、筋肉と骨を減少させないで、脂肪を増やさないという現象を維持できれば、老化の進行を少しでも遅らせることができるというわけです。

それでは、なぜ、そんなに筋肉が必要なのでしょうか?

人の体には、生命を維持するために最低限必要な基礎代謝というエネルギー代謝があります。

この基礎代謝は、椅子に座ってじっとしていたり、横になって安静にしていても、常に消費されているという、とても便利なエネルギー代謝で、基礎代謝量が高ければ、特に運動などしなくても、1日あたりの総消費量がアップするというものです。

そして、体の中で、最も基礎代謝が消費される器官が筋肉になるので、筋肉量を増やすことで効率よく基礎代謝量も高まるというわけです。

基礎代謝量を高めれば、脂肪が溜まりにくくなり、さらに、全身の代謝機能が活発になり、免疫力が上がり、血液の循環も良くなって若々しい体に甦ってきます。

その結果、筋肉と骨の減少と脂肪の増加を食い止めて、老化現象を防ぐことにつながります。

もちろんダイエットを始めようと検討中の人、それに、いつまでも若々しさを保ちたいと願う人は、まずは、筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことを考えましょう。