無理なく継続できるスロートレーニング

自分のたるんだお腹まわりを見て「痩せて、美腰になる・・・」と、心に決めてダイエットを始める方は多いのではないでしょうか?

しかし、高い会費を払い、フィットネスジムに通い始め、ランニングマシン、エアロバイク、エアロビックス、筋力トレーニング・・・など、いろいろチャレンジしますが、なかなか継続できずに途中で諦めてしまう方は少なくないというダイエットの現実です。

フィットネスジムでの実際の運動時間は、30分弱でもシャワーや着替、そこまで通う往復の時間などを合わせると1時間以上かかったりして、忙しい方には、スケジュール調整が難しくなり、徐々にジムから離れ、結局は挫折してしまうというパターンが多いようです。

また、いくら効果的なエクササイズでも、激しくて辛かったり、長時間の運動が苦痛だったり、そのエクササイズに対して不快を感じていると、なかなか継続することができません。

最初は、痩せて美しくなりたい・・・という強い願望からモチベーションも高く、辛い運動でもやり遂げることができますが、そのうちモチベーションが徐々に下がると、辛い運動をする気力も低下して途中で挫折してしまうことになります。

ダイエットを成功させるには、自分の生活習慣の中で無理なく行えて、長く続けられることが大切です。

大澤美樹

最初は、ちょっとした軽い運動からでも十分に効果は得られます。

例えば、今まで自転車や車に乗って買い物に出かけていた方は、歩いてスーパーまで行くとか、電車で通勤している方は、1駅手前で降りて歩いたり、会社では、エレベーターを使わずに階段を使うといったことでもかまいません。

わざわざフィットネスジムに行かなくても、日頃の生活習慣の中で、ダイエット効果の得られる運動はたくさんあるわけです。

そして、できれば、自宅でできる1日、10~20分程度のスロートレーニングをオススメします。

運動経験のない女性が、いきなり重いダンベルを持ち上げるような筋力トレーニングは、そう簡単にできることではありませんし、やみくもに行っても、筋肉量をアップすることはできません。

そんな女性たちが、無理なく楽に筋肉アップできるように考えられた筋トレがスロートレーニングです。

スロートレーニングは、重いダンベルを使わないので安全で怪我の心配もなく、それでも筋肉アップの効果が得られ、しかも、1日たった10~20分程度の時間で済むので、忙しい方でも、日頃の生活習慣の中に取り入れやすく、長期に継続することも難しくありません。

スロートレーニングの方法は、インターネットで検索すれば、詳しく説明しているサイトがたくさんあるので、調べてみて下さい。

 

 

 

 

メタボの方は早急にダイエットが必要ですが・・・

 

「仕事が忙しい・・・」を理由に、どんどん運動する機会が減り、それとは逆に、仕事や友人関係の飲み会は増えて、それに加え、普段の食事は、好きな物を好きなだけ食べて、飲んでという生活を続けたために体型は肥満化し、健康診断を受けてメタボリックシンドロームと診断される中高年の方は多くいらっしゃいます。

「メタボリックシンドローム」とは、略して「メタボ」とよく呼ばれていますが、全く運動せず、食べ過ぎの食生活を続けたために脂肪が内臓に蓄積され、それが原因でさまざまな生活習慣病にかかる恐れのある状態のことです。

厚生労働省による最近の調査では、日本国内の40~74歳の全人口のうち、900万人以上の方がメタボリックシンドロームと診断され、また、1000万人近い方がその予備軍と言われています。

そして、このメタボリックシンドロームと診断された方は、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、高血圧、糖尿病などの命にかかわる重大な生活習慣病にかかるリスクが高まり、とても危険な状態にあるので、早急な対策が必要です。

ちなみに、肥満体型の目安としてウエストまわりを測り、男性の場合で、85cm、女性の場合で、90cm以上あったら要注意です。

こうしたメタボリックシンドロームと診断される肥満体型を改善するために、ダイエットを始めるわけですが、まずは、ダイエットについてしっかりと勉強して、間違った手法のダイエットを行わないようにしなければなりません。

間違ったダイエット法を実践してしまうと、痩せられないだけでなく、リバウンドを繰り返して前の体重以上に太り、さらに肥満化してしまうことになりかねません。

一般的には、太り過ぎたり、病気などで体を動かせないという方以外は、運動で消費量をアップするダイエット法を行う方が多いのではないでしょうか。

実際に、現在、健康的に痩せるダイエット法としては、筋力トレーニングなどの無酸素運動で筋肉量をアップして基礎代謝量を高め、それと併行して体脂肪を燃焼させるウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うことが、最も有効とされています。

しかし、運動ばかりに意識が偏って、食事コントロールが疎かになってしまうケースもよくあります。

当然、今まで食べ過ぎの食生活で太ってしまった方は、適正の食事量にコントロールし、また、無理な食事制限はリバウンドの原因になるので注意しなければなりません。

そして、運動を頑張る方が最も犯しやすい落とし穴が、「運動によるカロリー消費の期待のし過ぎ」です。

例えば、体重60キログラムの一般的な方が、6キロメートルの軽いジョギングをした場合、約360キロカロリーの消費になります。

360キロカロリーは、それなりの消費量ですが、1時間近く汗を流して頑張っても、たったの360キロカロリーにしかならないのです。

しかし、1時間も汗を流して頑張った後は、かなりの量のカロリーを消費したと勘違いし、また、運動を頑張ったご褒美として、つい、甘い食べ物を食べてしまいがちになります。

ですが、ここで、甘い菓子パンなどを食べてしまうと、運動して消費した分より多くのカロリーを摂取してしまうことになります。

これだけ頑張ったんだから、ちょっとぐらいと思って食べた分が、過食になり、運動が何の意味もなくなってしまうというわけです。

逆に、食べ過ぎが気になって、高カロリーの食材をできるだけ控えようとする方もいらっしゃいます。

そんな方は、知らず知らずのうちに、栄養が偏ってしまうこともよくあります。

栄養の偏りは、せっかく運動しても、筋肉作りや体脂肪燃焼の妨げになりますので栄養バランスには十分に気をつけて下さい。

どうしても栄養バランスに不安な方は、サプリメントの使用も有効だと思います。

このような注意点をしっかりと頭に入れ、また、ダイエットの基本も学び、間違いのないダイエット法を実践しましょう。

そして、メタボリックシンドロームの方は、確かに危険な状態で早急にダイエットを始めなければなりませんが、最初から無理をしないことです。

あくまでも、無理のない自分のペースで、しかも、長期計画で行うことが大切です。