中高年の女性が悩む乾燥肌は・・・

「何歳になっても、美肌を維持したい・・・」と、中高年の女性なら誰もが願うことだと思いますが、そんな美肌とは、いったいどんな状態なのでしょうか?

やはり、究極の美肌といえるのは、赤ちゃん肌です!

プルンプルンで、しっとりして、透明感があり、シミなし、たるみなし、毛穴もなし、そして、水滴を落とすと、水をプルンと弾くような潤った状態、それが、女性が目指す究極の美肌です。

しかし、赤ちゃん肌とは対照的に、中高年の女性は、究極の乾燥肌で悩み続けているという状態です。

そんな乾燥肌に陥ってしまうと、敏感肌、ニキビ、痒みなど、さまざまな肌トラブルを招き、そして、見た目年齢も高く見られてしまうという老けた印象を与えてしまいます。

女性の第一印象は、肌の状態の良し悪しによって左右されと言っても過言ではなく、それほど肌の乾燥は女性にとって大問題になります。

特に、空気が乾いて湿度の下がる冬の季節は、どんどん水分が空気中に飛んで行き、乾燥肌で悩む女性が急増します。

それでも、健康的な肌は、どんなに湿度が下がっても肌内部の水分量が保たれて肌の乾燥を防いでいます。

では、健康的な肌と乾燥肌の違いは、いったい何なのでしょうか?

人の肌は、薄い一枚の膜でできているように思われますが、一番上の表面になる部分が「表皮」、その下に「真皮」、一番下に「皮下組織」という3層で構成されています。

一番下の「皮下組織」は、ほとんどが皮下脂肪で占められ、エネルギーを蓄えて体温を維持するなどの役割を果たし、さらに、クッションのように衝撃から守る働きもしています。

真ん中に位置する「真皮」は、タンパク質からできている繊維のコラーゲンとエラスチンが存在して、肌の弾力を維持しています。

しかし、紫外線を浴びて、このコラーゲンとエラスチンが変性したり、老化の影響で減少すると、弾力性が失われて肌がたるんだり、シワができたりしてしまいます。

そして、乾燥肌と深い関係にあるのが、肌の表面に位置する「表皮」で、この表皮のさらに表面の部分には、角層があります。

この角層の中は、わずか0.02mmほどの薄い層ですが、そこに、角質細胞が約20層のレンガ状に積み重なって形成され、そのレンガのような角質細胞をつなぎ留めてセメントのような役割を担っているのが角質細胞間脂質のセラミドという成分です。

実は、角質細胞がレンガ状に積み重ねられて、それを角質細胞間脂質のセラミドがガッチリとつなぎ留めることで角層は強力な壁となって、紫外線などの外部からの異物の浸入をブロックし、そして、角層内の水分の蒸発を防いで、乾燥から肌を守っているのです。

こうした角層の機能をバリヤ機能と呼んでいます。

ちなみに、健康的な肌は、角層に約20~30%の水分量が保たれていますが、それが20%以下に減ると乾燥肌ということになります。

このように肌の水分量と潤い度は、角質細胞間脂質のセラミドが重要なカギとなっているわけで、中高年になって乾燥肌に悩まされる原因は、セラミドの不足によるものです。

ですので、乾燥肌対策のスキンケアとしては、セラミドなどの保湿成分を多く含んだ化粧品で、潤いを与えて常に保湿することが必要です。

また、その他に、保湿効果が高いとされている成分は、コラーゲンやエラスチンなどがあります。
 

中年体型を防いで若さを保つために必要なことは・・・

 

どうしても人間の体は、年齢を重ねるとともに加齢の影響で老化してしまいます。

この老化を最初に感じ始めるのは、早い人ですと30歳を過ぎた頃からで、一般的には、40歳代に入ったくらいからでしょうか。

髪が薄くなり、肌にはシワやシミ、たるみ、ほうれい線などが目立ち、若い頃は颯爽と歩いていた姿が、前かがみの猫背になりなんとなく弱々しく見えて、実際に、風邪を引きやすくなったり、仕事の疲れが抜けなかったり、思うように体が動かないなどと体力の低下も感じることが多くなります。

そして、若い頃と食事量は変わらないのに、徐々にお腹が出て、体重が増えて中年体型に変わっていくという人も多いと思います。

しかし、このような老化現象とは反対に、40歳代、50歳代になっても、老化とは無縁のようで、いつまでも若さを保っている人がいらっしゃるのも事実です。

さすがに、近い距離で髪や肌を見れば、それなりの年齢を感じるかもしれませんが、少し離れたところから歩く姿勢を見てみると、スレンダーで背筋がスッーと伸びて、体と手と足がバランスよくリズミカルに動いて若々しく、20歳代、30歳代と同じように見えます。

さらに、年齢の割には髪のボリュームがあったり、肌もスベスベで美肌だったりと。

特に女性なら、こうした若々しく美肌を維持できる秘密を誰もが知りたいと思うでしょう。

確かに生まれながらの遺伝的な要素もあるかもしれませんが、若さを保つ大きな要因に「筋肉」が挙げられます。

人の体は、主に筋肉、骨格、脂肪という3つの要素から構成されていますが、その中で、筋肉は、成人男性で体重の約40%、女性で約35%も占めています。

例えば、体重60kgの一般的な男性であれば、約24kgの筋肉がついていることになり、また、頻繁にスポーツや筋力トレーニングなどを行っている人は、それ以上に筋肉量があるということになります。

しかし、20歳代をピークに、これと言った運動を何も行わずに過ごしていると、筋肉と骨は減少し、脂肪は増えるという現象に陥ってきます。

これが、体を老化させてしまう現象です。

反対に、筋肉と骨を減少させないで、脂肪を増やさないという現象を維持できれば、老化の進行を少しでも遅らせることができるというわけです。

それでは、なぜ、そんなに筋肉が必要なのでしょうか?

人の体には、生命を維持するために最低限必要な基礎代謝というエネルギー代謝があります。

この基礎代謝は、椅子に座ってじっとしていたり、横になって安静にしていても、常に消費されているという、とても便利なエネルギー代謝で、基礎代謝量が高ければ、特に運動などしなくても、1日あたりの総消費量がアップするというものです。

そして、体の中で、最も基礎代謝が消費される器官が筋肉になるので、筋肉量を増やすことで効率よく基礎代謝量も高まるというわけです。

基礎代謝量を高めれば、脂肪が溜まりにくくなり、さらに、全身の代謝機能が活発になり、免疫力が上がり、血液の循環も良くなって若々しい体に甦ってきます。

その結果、筋肉と骨の減少と脂肪の増加を食い止めて、老化現象を防ぐことにつながります。

もちろんダイエットを始めようと検討中の人、それに、いつまでも若々しさを保ちたいと願う人は、まずは、筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことを考えましょう。